どうも、ブログ管理人のFIREシーサー(@FIRE_SHISA)です。
早速ですが、読者の皆さんは既にふるさと納税やっていますよね?
え、もしかしてまだふるさと納税やっていない人いるんですか?
ふるさと納税はお得な制度なのでやらないともったいない!
まだふるさと納税を始めてないそこのあなた!
安心して下さい!
FIREシーサーも2019年にふるさと納税デビューしたばかりですので。
この記事では、ふるさと納税をやってみたいけどよくわからない人向けにふるさと納税についてわかりやすく解説していきます。
- ふるさと納税を始めたいけれど分からなくて放置している人
- ふるさと納税でメリットがあるのかどうかわからない人
- どのふるさと納税サイトを選べば良いか分からない人
- 家計の節約をして資産を増やしたい人
ふるさと納税とは?
ふるさと納税とは、あなたが応援したい自治体に寄付をする事でお礼の品がもらえる制度!
ふるさと納税を行っている自治体であれば、日本全国どこの自治体に寄付できます。
寄付先は、
- 自分の住んでいる自治体
- 応援したい自治体
- 魅力的な返礼品がある自治体
を選ぶ方が多いです。
FIREシーサーもふるさと納税をやって良かったと非常に満足しており、これからもふるさと納税を続けていきます!
ふるさと納税をやって後悔したという人なんていないと思います。笑
ふるさと納税ってどんなメリットがあるの?
ふるさと納税の大きなメリットは2つ!
- 返礼品がもらえる!
- 寄付した金額に応じて税金が控除され、所得税の還付や住民税が安くなる!
ふるさと納税の仕組みを知る
ふるさと納税について大まかに理解したところで、具体的にふるさと納税の仕組みについて理解しよう!
ふるさと納税は寄付した金額から2,000円を引いた金額の税金の控除が受けられる制度です。
簡単に言うと、実質自己負担額2,000円で様々な地域の特産品を手に入れる事ができるんです。
返礼品は2,000円以上するものがほとんどなので、払ったお金以上の返礼品がもらえます。
例えば、寄付の上限額が3万円の人の場合、3万円寄付したら28,000円分の税金が控除されるので実質負担額2,000円でお得な返礼品がもらえます。
今年、FIREシーサーは楽天ふるさと納税でお米とティッシュの返礼品を頂きました!
返礼品としてお肉・魚介類などの豪華な食材や電化製品もありますが、お米やティッシュなどの普段の生活に欠かせないものを選びました!
これで当分の生活費を削減でき、浮いたお金を投資に回すことができました!
楽天ふるさと納税で日用品も楽天ポイントも貰って生活費が浮いた分を投資に回す!
簡単なことですがこれをやることで将来の資産形成に大きな差が出ます。
経済的自由を目指すリベ大の両学長の書籍「本当の自由を手に入れる お金の大学 」で学んだことの実践ですね~!
ふるさと納税の上限額をシュミレーション
実質負担2,000円でそれ以上の物がもらえるって凄い!
ところで、寄付できる金額に上限はあるの?
ふるさと納税は、寄付する人の収入や家族構成によって寄付上限額が変わるので注意してね!
例えば、寄付の上限額が3万円なのに4万円の寄付をした場合は図のように上限額を超えた分(1万円)は全て自己負担になるので気を付けてください。
収入や家族構成、更には住宅ローン控除や医療控除などによって寄付できる上限額が決まっています。
自分の上限額がいくらなのかはふるさと納税サイトでシュミレーションできるので、納税前に上限額を必ず確認するように!
色々なサイトでシュミレーションできますが、個人的には
控除上限額早見表で自分の寄付上限額の目安を一目で確認できます。
ただし、自分の寄付上限額を調べる時は念の為に2つ以上のサイトで確認した方が良いです。
もう一つは楽天ふるさと納税
源泉徴収票を持っている人は補足に従って数字を入力するだけで誰でも簡単にシュミレーションできます。
- 寄付の上限額を超えた場合、超過部分は自己負担!
- ふるさと納税の寄付上限額は収入、家族構成によって変わる
- 住宅ローン控除や医療控除などがあればさらに変わってくるので必ずシュミレーションして事前確認!
ふるさと納税の確定申告とワンストップ特例制度
ふるさと納税のメリットである税金控除を受けるにはふるさと納税サイトで納税した後に税金控除を受けるための手続きが必要になります。
手続きの方法は2パターン!
- 確定申告をする
- ワンストップ特例制度の申請をする
確定申告とワンストップ特例制度の違いは?
手続きとしてはワンストップ特例制度の方が簡単!
ただし、あなたがどちらの手続きになるかは給与所得以外の所得の有無や寄付する自治体の数などによって決まります。
【確定申告で申請する必要がある人】
- 給与所得以外の所得があり確定申告が必要な人
- 1年間で6つ以上の自治体に寄付する人
【ワンストップ特例制度で申請できる人】
- 所得が給与所得のみで確定申告が不要な人
- 1年間の寄付先が5つ以内の自治体の人
上記を参考に確定申告なのかワンストップ特例制度なのか、あなたがどちらに当てはまるかを確認して下さい!
それぞれの手続きの特徴をまとめると以下のとおりです。
【確定申告の特徴】
- 対象者:確定申告する必要がある人(フリーランスや個人事業主等)
- 寄付する自治体の数に上限なし
- 確定申告の際に税務署へ寄付金受領証明書を提出
- 所得税の還付と住民税から税金控除を受けることができる
- 確定申告の期限は寄付した翌年の3月15日付近まで
確定申告をすると寄付した金額から自己負担2,000円を差し引いた分の10%が所得税から還付されます。
それから翌年の住民税から残りの控除金額分が減税される仕組みになっています。
【ワンストップ特例制度の特徴】
- 対象者:確定申告する必要のない給与所得者等
- 1年間で寄付できる自治体は5つ以内
- 同じ自治体は複数寄付しても1カウント
- 寄付先となる各自治体ごとに申請書を提出する必要あり
- 住民税から全額税金控除を受ける事ができる
- 翌年の1月10日必着で申請書を郵送する必要がある
ワンストップ特例制度は確定申告をしなくても寄付した金額から2,000円差し引いた分の住民税控除が受けられます。
手続きも簡単なので該当する人はワンストップ特例制度を利用したほうがいいです。
サラリーマンの方は基本的にワンストップ特例制度と考えてOK!
- ふるさと納税をして税金控除を受けるには申請手続きが必要!
- 申請方法は「確定申告」か「ワンストップ特例制度」のどちらか!
- 確定申告が必要な人はワンストップ特例制度を利用できない!
- 税金控除の仕組みは違うがどちらも上限額内なら自己負担は2,000円!
ふるさと納税の寄付のやり方
ふるさと納税の制度についてある程度は理解したと思うので、具体的にふるさと納税のやり方について説明します。
ふるさと納税ってどうやって寄付するの?
ふるさと納税サイトを通じて寄付する!
自治体に直接寄付するわけではないので注意してね!
ふるさと納税サイトがふるさと納税をする人と自治体の間に仲介役として入っているイメージをしてくれたらいいです。
上記のふるさと納税サイトの中でも返礼品の取り扱い件数が多いのは「ふるさとチョイス」です。
ただし、取り扱い件数が多いからふるさとチョイスが良いというわけではなく、ふるさとチョイスにはない返礼品が別のサイトにあることもあるので、自分が欲しい返礼品があるサイトを選びましょう。
例えば、楽天サービスユーザーは「楽天ふるさと納税
楽天のポイントキャンペーンと併用すれば自己負担の2,000円以上の楽天ポイントが獲得できるので、実質自己負担0円でポイントをもらい、更に返礼品もゲットできます。
- ふるさと納税をするにはふるさと納税サイトを経由する必要がある!
- ふるさと納税サイトによって特徴や強みがあるので自分に合ったサイトを見つけよう!
ふるさと納税の返礼品はどんな物がある?
ふるさと納税でもらえる返礼品と聞くと特産品をイメージしませんか?
もちろん地域の美味しい食べ物もたくさんありますが、食べ物以外にも電化製品や商品券、ホテルの宿泊券など色々なものがあります。
- ふるさと納税の返礼品は食料品以外にも様々なものがある!
- ふるさと納税サイトによって取り扱っているものが違うので、複数のサイトを確認すべき!
ふるさと納税の注意点
自己負担2,000円でそれ以上の価値がある豪華な返礼品がもらえるふるさと納税ですが注意点があります。
注意点をきちんと理解した上でふるさと納税に取り組みましょう。
- ふるさと納税は節税ではない!節約と税金の前払い!
- 税金の前払いなので一時的に手元のお金が減る
- 返礼品が届くのに時間がかかることが多い
①ふるさと納税は節税ではない!節約と税金の前払い!
勘違いしている人が多いのですが、ふるさと納税は「節税」ではなく「節約」と税金の前払いです。
本来住民票を置いている地域に支払う税金をあなたが選んだ地方自治体に寄付という名で納税しているだけです。
ですから支払うべき税金の総額は減っていません!
むしろ、2,000円分の自己負担額が発生しているので出費が増えています。
「ふるさと納税はお得」と勘違いして、必要ではないものを選んでいるのならそれはただの浪費です。
しかし、ふるさと納税は寄付したらもらえる返礼品を上手く選べば、2,000円の負担で色々手に入れる事ができるので節約にはなります。
お米やティッシュなどの日用品を買えばかなり節約になります!
欲しかったものをふるさと納税で手に入れる事ができれば、元々それを購入する為に支払う予定のお金を2,000円に押さえる事ができるのでお得なんです。
②税金の前払いなので一時的に手元のお金が減る
ふるさと納税は税金控除を利用して自己負担2,000円で色々な返礼品を獲得できます。
しかし、住民税控除は翌年の6月からです。
今回FIREシーサーが寄付したのは35,000円なので控除額は33,000円です。
ワンストップ特例制度を利用した場合は、翌年の6月から次の年の5月までの1年間をかけて控除額が差し引かれます。
2020年に35,000円寄付した場合、控除額を全て回収できるのは2021年の5月になります。
住宅ローンなどの支払いで家計が苦しい人は注意して聞いて!
ふるさと納税がお得だからと無理して寄付すると手元の現金が減るので注意!
何度も言いますが、ふるさと納税は税金の前払いですので。
③返礼品が届くのに時間がかかることが多い
ふるさと納税はどんどん人気がでてきているので、自治体によっては返礼品が届くのに2ヶ月以上かかる場合もあります。
FIREシーサーは「お米が切れそうだからふるさと納税で頼んじゃおう」ってことでお米が返礼品となっている自治体に寄付しましたが、注文から2ヶ月かかって届きました。
楽天ふるさと納税では返礼品が届くまでの目安が確認できて便利!
注文が殺到した場合や大人気の返礼品はすぐに売り切れになったり、届くまでに時間がかかる場合もあるので余裕をもった寄付を!
ふるさと納税の流れ
ふるさと納税の仕組み、上限額、注意点について確認したので早速ふるさと納税を始めても良いですか?
今すぐ始めたい気持ちは分かるけれど最後にふるさと納税の手続きの流れを確認しておこう!
確定申告をする場合の流れ
- ふるさと納税サイトで寄付をする
- 返礼品と寄付金受領証明書が届く
- 確定申告をする
- 所得税の還付
- 住民税の控除
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[ti label=”STEP1″ title=”ふるさと納税サイトで寄付をする”]
楽天ふるさと納税などの自分に合ったふるさと納税サイトで返礼品を選択!
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[ti label=”STEP2″ title=”返礼品と受領書が届く”]
寄付した自治体から返礼品と寄附金受領証明書が送られてきます。
返礼品と寄付金受領証明書は一緒に届くとは限りません。
FIREシーサーは寄付金受領証明書が先に届き、その後に返礼品が届きました。
寄付金受領証明書は無くさないように!
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[ti label=”STEP3″ title=”確定申告をする”]
税務署に寄附金受領証明書を添付して確定申告を行います。
e-Tax(電子申告)で確定申告を行う場合、税務署への寄付金受領証明書の提出は不要。
寄付金受領証明書の記載内容を入力して送信することで、寄付金受領証明書の提出が省略可能となっております。
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[ti label=”STEP4″ title=”所得税の還付”]
確定申告を行ったら1ヶ月程度で所得税が指定の口座に振り込まれます。
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[ti label=”STEP5″ title=”住民税の控除”]
ふるさと納税を行った翌年の6月から住民税の控除が始まります。
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- 自治体から届く「寄附金受領証明書」(e-Taxで電子申告する場合は省略可能)
- 勤務先からもらう源泉徴収票
- 所得税の還付先の口座番号
- 印鑑(e-Taxで電子申告する場合は不要)
ワンストップ特例制度を利用する場合の流れ
(ワンストップ特例制度利用の場合)
- ふるさと納税サイトで寄付をする
- 返礼品と申請書が届く
- 申請書を提出
- 住民税の控除
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[ti label=”STEP1″ title=”ふるさと納税サイトで寄付をする”]
楽天ふるさと納税などの自分に合ったふるさと納税サイトで返礼品を選択!
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[ti label=”STEP2″ title=”返礼品とワンストップ特例申請書が届く”]
寄付した自治体から返礼品とワンストップ特例制度の申請書が送られてきます。
申請書が届かない場合はサイトから印刷。
返礼品と申請書は一緒に届くとは限りません。
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[ti label=”STEP3″ title=”ワンストップ特例申請書を提出”]
マイナンバーの記入、印鑑押印などを行いワンストップ特例申請書を提出!
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[ti label=”STEP4″ title=”住民税の控除”]
ふるさと納税を行った翌年の6月から住民税の控除が始まります
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以下のどれかの書類を準備
- マイナンバーカード(両面)
- マイナンバー通知書 + 運転免許証 or 健康保険証 or パスポート or 年金手帳
- マイナンバーありの住民票 + 運転免許証 or 健康保険証 or パスポート or 年金手帳
まとめ
ふるさと納税は「よくわからない」からと放置するのはもったいない制度です。
仕組みがわかれば後は手続きも簡単なので、ぜひ上手く活用して家計の節約に役立ててください。
若いうちに資産を形成して定年を待たずに早期リタイアするFIREのためにふるさと納税は必須の手段の1つであると考えます!
- ふるさと納税は実質自己負担2,000円で色々な返礼品を獲得できる!
- おすすめの返礼品は日用品!
- ふるさと納税の寄付上限額は年収や家族構成によって変わる!
- 税金控除の手続きには確定申告とワンストップ特例制度がある!
- ふるさと納税は「節税」ではなく税金の先払い!
- ふるさと納税を使って生活費が浮いた分を投資に回すことで将来大きな差が出てくる!