三井住友カード(NL)とOliveカードのどちらを作ろうか迷っているんだけど、どうしたら良いか教えて欲しい。
私はOlive(ゴールド)と三井住友カード ゴールド(NL)の2枚持ちしていますが、個人的には両方のカードを持つのをおすすめします!
Oliveフレキシブルペイには、
- 一般
- ゴールド
- プラチナプリファード
の3種類のカードがあります。これらは、三井住友カードの中でも人気の高い三井住友カード(NL)・ゴールド(NL)・プラチナプリファードのスペックを引き継いでいます。
既にこれらのカードを持っている人は、Oliveフレキシブルペイに乗り換えるかどうか、迷っている人も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、両方のカードを持つのがおすすめです。決してどちらか一枚しか持てないというルールはありません。
しかし、無駄にクレジットカードを増やしたくないという方もいらっしゃると思います。そこで、この記事では、三井住友カード(NL)とOliveカードのどちらのカードを持つべきかについて解説します。
- 可能であればOliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)は両方持つべき!
- どちらか1枚持ちなら特典が多いOliveカード!
- 年間100万円以上利用する人はOliveゴールドカード!
- ポイ活でVポイントを稼ぎたい人はOliveゴールドカードと三井住友カードゴールド(NL)!
三井住友カード(NL)とOliveフレキシブルペイの違いが分からないという人は、こちらの記事を読むことをおすすめします。
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の違い
Oliveフレキシブルペイ | 三井住友カード(NL) | |
---|---|---|
券面 | ||
カードランク | 一般・ゴールド・プラチナ | 一般・ゴールド・プラチナ |
国際ブランド | ||
決済方法 | ・クレジットカード決済 ・デビットカード決済 ・ポイント払い | ・クレジットカード決済 ・デビットカード決済 ・ポイント払い |
引き落とし先口座 | 三井住友銀行のみ | 縛りなし |
Oliveアカウントの特典 | あり | なし(Oliveカードとの両持ちで可) |
家族カード | なし | あり(1枚無料) |
支払いモード | クレジットのみ | ・クレジットモード ・デビットモード ・ポイント払い |
銀行キャッシュカード機能 | あり | なし |
公式サイト | 公式サイト 紹介コード:FF16467-8917798 | 公式サイト |
初めにOliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の大まかな違いを比較すると上表の内容になります。
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)の違いのポイントは、以下になります。
それぞれのカードの違いについて詳しく説明していきます。
①選べる国際ブランドの種類が異なる
三井住友カード(NL)は国際ブランドをVISAとMastercardから選べるのに対し、OliveカードはVISAにしか対応していません。
VISAブランドしか選べないことが致命的になる場面は殆ど無いですが、稀にmastercardしか受け付けてくれないお店やサービスがあります。
有名な利用先の例ですと、コストコはMastercardブランドでしか支払うことができません。また、auPAYプリペイドカードも一部カードを除きVISAではチャージできません。
そういった限定された場面でのみ影響を受けるだけなので、Oliveの国際ブランドがVISAしか選択できないという点は、致命的なデメリットにはならないでしょう。
Olive:VISA
三井住友(NL):VISA 又は MasterCard
②Oliveの方が決済方法が豊富
Oliveには、クレジットモード・デビットモード・ポイント払いモードという3つの支払いモードを簡単に切り替えることができる「フレキシブルペイ」が搭載されています。
どの支払い方法で決済するかを、スマホで簡単に切り替えることができるのです。
また、3つの支払いモードそれぞれの画面で利用明細を確認することもできます。
一方、三井住友カード(NL)が対応しているのはクレジットカード払いのみです。
決済の選択肢が多いに越したことはないので、Oliveカードの方が優れていると言えます。
Oliveの支払いモード | ||
---|---|---|
クレジットモード | デビットモード | ポイント払いモード |
③引き落とし先口座の縛り
Oliveカードは引き落とし先が三井住友銀行に限定されます。
一方、三井住友カード(NL)は縛りが無いので、ほとんどの銀行口座を引き落とし先に指定することができます。
三井住友銀行以外の銀行口座をメインで使っている人にとっては、引き落とし口座が限定されることはデメリットになるかもしれません。
しかし、Oliveの口座開設時に三井住友銀行の口座開設も必須となっており、Oliveカードには三井住友銀行のキャッシュカード機能も内蔵されています。
そこで、Oliveの口座開設を機会に三井住友銀行をメインバンクにするのもアリかと思います。カードが1枚にまとまり財布がスッキリします。
また、Oliveの選べる特典で三井住友銀行を給与受け取り口座に指定すれば、毎月200円相当のポイントが貰え、他行へ自動送金機能が無料でできる「定額自動送金」機能もあります。
定額自動送金が無料でできるということは、三井住友銀行をメインに変更しても今まで使っていた銀行に自動送金すれば使い勝手は変わらないですね?
④Olive特典の有無
三井住友カード(NL)よりもOliveカードの方が特典が充実しています。
具体的には、Oliveアカウントを持つことにより下記特典が使えるようになります。
- 給与・年金受取特典(200ポイント)
- Vポイントアッププログラム+1%
- 月末時点の残高1万円以上(100ポイント)
- コンビニATM手数料が月1回無料
選べる特典は原則毎月1つまで選択が可能ですが、プラチナプリファードは2つの特典が選択可能です。また、一般・ゴールドカードでも申込当月と翌月は、2つまで選択ができます。
対象コンビニで月2万円以上利用する方:Vポイントアッププログラム+1%
それ以外の方:給与・年金受取特典(200ポイント)
Oliveアカウントの特典を使えるようにするにはOliveカードの発行が必須です。まだどちらのカードも発行していない場合、Oliveカードを優先して発行すべきです。
Oliveアカウントがあると三井住友カード(NL)を含む三井住友系クレジットカードの一部で追加特典が使えるようになります。
Oliveの選べる特典はどれがおすすめ?
4つの特典のうち、「Vポイントアッププログラム+1%」を選択すれば、対象のコンビニ・飲食店でのVポイント還元率が1%上がるので、お得そうに見えます。
しかし、対象のコンビニや飲食店での利用額が月1万円にも満たない場合、必ずしも「+1%」を選ばないほうがおトクになります。
たとえば私は、対象のコンビニや飲食店での利用額が月1万円にも満たないので、「給与・年金の受け取りで200ポイント」のほうがおトクになります。
「給与・年金受取」と聞くと、会社からの給与振込や年金受取の口座としてOliveを指定していない場合は、特典対象外な気がします。
しかし、Oliveの口座を「給与振込」の指定口座にしなくても、2か月連続で1度に3万円以上の入金があれば、特典の対象になります。
つまり、どこかから3万円以上の入金が連続で確認できれば、毎月Vポイントが200ポイントもらえます。
私は自分の楽天銀行の口座からOlive(オリーブ)に3万円振込することで条件達成しています。(振込が面倒だと思うかもしれませんが、自動振込機能を設定して自動化できます)
①Oliveから楽天銀行へ3万円1回振込
②楽天銀行からOliveへ3万円1回振込
3万円を元手にして年間2,400円分のポイントをGETすることができるので、ポイ活民は是非ともやるべきです!
⑤銀行キャッシュカード機能の有無
三井住友カード(NL)はクレジットカード機能しか持っていませんが、Oliveフレキシブルペイカードは銀行口座のキャッシュカード機能も持っています。
Olive(オリーブ)は、
- キャッシュカード
- クレジットカード
- デビットカード
- ポイント払い
の4つの機能が1つになったマルチナンバーレスカードなので、1つのアプリでクレジットカード決済、銀行口座の残高確認や振込手続き、資産運用ができます。
私もOliveを使っていますが、複数の機能が1枚のカードに集約され、クレカと銀行キャッシュカードの2枚のカードを持ち歩く必要がなく、財布の中がかさばることもなくなります。
1枚のカードで銀行からのお金の引き出し、クレジットでの支払い(スマホにクレカを登録してApple Payなどによるスマホタッチ決済も可能)ができるので、日常生活で非常に便利なカードです。
この点、三井住友カード(NL)よりもOliveフレキシブルペイの方が優れていると言えるでしょう。
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)とでゴールド・プラチナプリファードの特典の差はある?
Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)のゴールド・プラチナプリファードにはOliveアカウントの特典の有無の差があるだけです。
ゴールドカードを例に図解すると、各種カードの特典内容は大まかに下図のような内容になっています。
それぞれのカードには共通して「三井住友カード(NL)シリーズの基本特典」と「ゴールドカード特典」があり差はありません。異なる点は、Oliveカードを発行して付与されるOliveアカウントの特典の有無です。
ゴールドカードの上位互換のプラチナプリファードにおいても、同様にOliveアカウントの特典の差しか生じません。
Oliveアカウントの特典は、アカウントさえ持っていれば三井住友カード(NL)に対しても適用されるので、既に三井住友カード(NL)を持っていれば、Oliveカード発行と同時にOliveアカウントの特典が追加適用されるようになります。
ここで注意すべき点ですが、三井住友カード(NL)とOliveを2枚持ちしている場合、Oliveのアカウントランクによって三井住友カード(NL)のOlive特典が決まるということ!
例えば、三井住友カードゴールド(NL)を持っていても、Oliveカードが一般カードであれば、Oliveの特典は一般特典になります。
他方で、三井住友カード(NL)を持っている人がOliveゴールドカードを発行すると、Oliveアカウントのランクは「ゴールド」になり、三井住友カード(NL)の使用によるOlive特典もゴールドになります。
三井住友カード(NL)とOliveカードのどちらを持つべき?
一般 | ゴールド | プラチナプリファード | |
---|---|---|---|
券面 | |||
年会費 | 永年無料 | 5,500円(永年無料化可能) | 33,000円 |
基本還元率 | 0.5% | 0.5%(ポイント払いモードのみ0.25%) | 1%(ポイント払いモードのみ0.25%) |
SBI証券クレカ積立還元率 | 0.5% | 1.0% | 5.0% |
主な追加特典 | 年間100万円利用で1万ポイント | 年間100万円利用ごとに1万ポイント(最大4万ポイント) | |
公式サイト | 公式サイト |
三井住友カード(NL)とOliveカードのどちらのカードもまだ持ってない場合、Oliveカードシリーズを申し込むべきです!
Oliveカードは三井住友カード(NL)よりももらえる特典が多く、また、カードの利便性も高いので、三井住友カード(NL)の上位互換とも言えるカードです。
そのため、三井住友カード(NL)だけを持つメリットは特にありません。
Oliveカードを申し込んだ場合、受け取り後にやるべき設定とポイ活民が知っておくべき裏技があるので、こちらの解説記事をブックマークしておくことをおすすめします。
三井住友カード(NL)とOliveの2枚持ちすべき人は?
三井住友カード(NL)とOliveカードのまだどちらのカードも持ってない場合、Oliveカードシリーズを申し込むべきと述べましたが、その人の状況によって選択するカードは変わってきます。
人によっては2枚持ちをする方がお得な人もいますので、以下の状況に場合分けして、どのパターンがお得なのか考えてみます。
- 年間利用金額が100万円未満の見込みの人
- 年間利用金額が100万円以上の見込みの人
- 既に三井住友カード(NL)シリーズを持っている人
- ポイ活でVポイント稼ぎたい人
- プラチナプリファード特典を活用できる&家族がいる人
①年間利用金額が100万円未満の見込みの人
年間利用金額が100万円未満の見込みの人は、Oliveカード(一般カード)を申し込むべきです!
年間利用額が100万円を超えない場合、ゴールドカードを発行しても年間5,500円の年会費を毎年払う必要があるにもかかわらず、年間利用ボーナス(100万円利用で1万ポイント還元)の恩恵が受けられないので、損することになります。
また、三井住友カード(NL)だけを発行してもOliveアカウントの特典が使えないので、「Oliveカード一択!」と言えます。
②年間利用金額が100万円以上の見込みの人
年間利用金額が100万円以上の見込みの人は、Oliveゴールドカードを申し込むべきです!
Oliveゴールドカードは通常カードよりも特典が充実しており、年会費5,500円かかりますが、1度でも年間100万円決済すると年会費が永年無料化になり、「年間利用ボーナス」特典として100万円以上利用すると1万ポイントが付与されます。
そのため、年間100万円以上利用するならば人は、ゴールドカードを申し込むべきでしょう。
③既に三井住友カード(NL)シリーズを持っている人
既に三井住友カード(NL)シリーズを持っている人は、Oliveアカウントの特典を適用させるためにOliveカードを発行することをおすすめします。
ここで生じる悩みは「Olibeアカウントのランク」でしょう。Oliveカードにおいても三井住友カード(NL)シリーズと同様にゴールド・プラチナプリファードを持つと年会費がかかります。なので、容易に高ランクで申し込むと後で後悔することにります。
なので、先に述べた考え方と同じように「年間100万円決済するかどうか」で決めてしまってよいかと思います。年間決済額の見込みが100万未満ならばOliveカード(通常カード)で100万円以上ならばOliveゴールドカードを申し込みましょう。
④ポイ活でVポイント稼ぎたい人
ポイ活でVポイントを稼ぎたい人は、三井住友カードゴールド(NL)とOliveゴールドカードの2枚持ちがおすすめ!私は2枚持ちです!
更に言うと、三井住友カードゴールド(NL)はVISAとMastercardブランドそれぞれ1枚づつ持てるので、Oliveゴールドカードと含めて合計3枚持つことができます。
年間300万円以上の利用がある人はこの3枚持ちがおすすめ!
理由は、年間利用ボーナスを3枚分で受けられるからです。年間利用ボーナスは100万円利用することで1万ポイント(1%相当)貰えますが、100万円を超えて使い続けると実質的に還元率はどんどん低下する計算になります。
そのため、100万円決済したら別の年間利用ボーナスがあるクレカを使うべきなのです。そこで、三井住友カードゴールド(NL)とOliveゴールドカードを両方持つメリットが生まれるのです。2枚持ちすれば200万円の決済で最大還元率を実現できます。3枚持ちなら300万円の決済で還元率が最大化されます。
そんなにVポイント貯めてどうするのかという疑問が生じるかと思いますが、2023年10月2日よりVポイント⇒Tポイントへ等価交換可能になったため、Vポイントは最強ポイントの一つになりました。
Tポイントはウエルシアでの買い物で1.5倍に交換可能(ウエル活)して大活躍します。
さらに、三井住友カードゴールド(NL)はポイントサイト案件が高額設定なので作成時からポイントが沢山貯まります。
例えば、2023年10月16日時点で、ポイントインカムでは三井住友カードゴールド(NL)の報酬額が8,000円と高額になっています。
また、ポイントサイト案件にOliveの申し込みも登場しているので必ず活用しましょう!
ポイントサイトを経由することでお得にOliveの口座開設をすることができるようになります。
ポイントサイト経由時のOliveのポイント還元額をまとめました。
2024年2月24日現在は、どのポイントサイトも還元額は1,500円となっているので、日頃使っているポイントサイト経由でOliveの口座開設をしてください。
最新の還元額はポイントサイト横断検索の「どこ得」で確認してね!
Olive ポイントサイト還元額(2024年2月24日現在) | ||
---|---|---|
ポイントサイト | 還元額 | 登録ポイント |
ちょびリッチ | 1,500円 | 最大2,450円 |
ポイントインカム | 1,500円 | 最大2,920円 |
アメフリ | 1,500円 | 最大5,000円 |
モッピー | 1,500円 | 最大2,000円 |
ワラウ | 1,500円 | 最大500円 |
Powl | 1,500円 | 最大1,000円 |
ECナビ | 1,500円 | 最大1,350円 |
ポイントタウン | 1,500円 | 最大2,000円 |
⑤プラチナプリファード特典を活用できる&家族がいる人
プラチナプリファードの特典を活用できる人は、Oliveではなく三井住友カードプラチナプリファード(NL)を申し込むことをおすすめします。
理由は、Oliveのプラチナプリファードカードは「家族カードが作れない」ことと「ランク変更が面倒」だからです。
プラチナプリファード(NL)は年会費が33,000円かかりますが、家族カード1枚までは追加料金なし&年会費永年無料で持てます。
それでいて、家族会員は本会員と同等の特典を受けられるので大変お得です。
また、いつか別の魅力的なクレカが登場した時に、簡単にカードランクを落とすことができます(もちろんカード申し込みごとに審査はあります)。
一方、Oliveプラチナプリファードカードは、家族カードを持つことができない上に、アカウントランク(カードランク)の切り替えが面倒です。
理由は、一旦Oliveアカウントを解約し再申し込みしなければならないことです。Oliveカードには銀行口座のキャッシュカードなど様々な機能が付与されているので、カードの切り替えに伴って解約するとなると面倒なことになります。
よって、プラチナプリファード特典を使いたい場合、「三井住友カードプラチナプリファード(NL)」を申し込みましょう!
そして、Oliveアカウントの特典も得たい場合は、年会費が永年無料の「Oliveカード」を申し込みましょう。
【まとめ】Oliveフレキシブルペイと三井住友カード(NL)は2枚持ちがおすすめ
三井住友カード(NL)シリーズとOliveカードシリーズのどちらのカードを持つすべきか比較検討しました。
どちらのカードも持っていない場合は、Oliveアカウント特典が使えるようになるためOliveカードを発行すべきと説明しました。
発行するOliveカードのランクを一般かゴールド以上にするかは、年間決済金額が100万円を超えるかどうかによって決めましょう。
また、既に三井住友カード(NL)シリーズを持っている場合も、Oliveアカウント開設のために何かしらのOliveカードを発行すべきです。
その際、年間決済金額に応じて「一般カード」or「Oliveゴールドカード」のどちらかを申し込むとお得です。
最もお得なのは、三井住友カード(NL)もOliveカードのどちらもゴールドで申し込むことです。
そうすることで、ポイ活特典を最大限に受け取ることができるようになるので、ポイ活ガチ勢の方は検討してみましょう!
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